飼いうさぎの基本生態

飼いうさぎの基本生態

うさぎは犬や猫と大きく違います。食べるものも、体の作りも、接し方も違いますので、よく知っておいてください。

  • 室内飼い
  • 外に出すと逃げますので足が速く捕まえる事は困難
  • 体を軽くするため骨がもろい
  • 皮膚が弱い
  • 濡れたところが嫌い
  • 食べ物は牧草。ペットショップやホームセンター、ネットショップで売っている
  • 同じく、うさぎ専用のペレットフードを与える
  • 飲み水は絶対必要。軟水を
  • 幅60㎝×奥行き50㎝以上の大きさの金網ケージを用意する
  • 「部屋んぽ」と呼ばれる、部屋の中で遊ばせることが必要。それが運動になる。そのための、高さ50㎝以上の、ペットサークルを用いたスペースが必要
  • 何でもかじるのでうさぎの近づく範囲に異物を置かない。特にコードや家具等は必ず対策を
  • 猫のように吐き戻しができない体の構造なので、抜け毛や異物を詰まらせないようにする
  • 静かな環境を好むので、適度な採光と風通しのある場所にケージを置いてください
  • 振動を嫌うので、列車の線路の側や、工事をしている側の場所は避けてください
  • 暑さに弱く寒さにも弱いので1年中エアコンが必要
  • 適正温度は20℃〜25℃、湿度50〜55%
  • 飼い主さんが遊んでくれるととても喜びうさぎ自身の頭脳の発達を促すので積極的に関わってあげて下さい

昔は、うさぎの飼育環境はうさぎ向きではなかったため、寿命も短かく、そういう動物だ、と思われていましたが、現在ではうさぎに対する知識や医療も発達し、うさぎがなにを好むかなど詳しく調べられているおかげで、うさぎも長生きになりました。もっと、うさぎの言葉を聞き(心で)、うさぎが望む環境を私たち人間は用意してあげ、お互いに末永く楽しく元気に日々送れるよう、うさぎ飼いさんたちもがんばりましょう。